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Metagri研究所の歩み

Metagri研究所発足 & 農家支援PJ第一弾「スイカ」×「NFT」

2022年3月、所長である農情人著書のKindle本を見て、共感したメンバーがDiscordに集結し、Metagri研究所が発足。最初はたったの5人。まずは創設メンバーの一人である熊本県益城町の「しまだスイカ農園」のスイカ×NFTにチャレンジする。日本で初めての「農業×NFT」へのチャレンジを開始しました。

農業は「きつい・汚い・カッコ悪い」の3Kで〝儲からない〟印象が強い業界です。そんな農業界を変えるためには、農業従事者である私が新しい挑戦に取り組む姿勢が重要と考えています。そこで、農業界で初めての取り組みとして、「NFT保持者」にスイカを届けます。この取り組みにより日本全国の農家仲間と共に、新しい挑戦のきっかけになればと考えています(しまだスイカ農園 島田 昌範)

農家支援PJ 第二弾 「トマト」×「NFT」

1807年(文化4年)創業、熊本県山都町のトマト農家「梶原耕藝」と共に、トマト×NFTプロジェクト「MetagriLabo Tomato Collection(略称:MLTC)」を開始しました。

「ただ野菜をつくるだけでなく、食べていただいたお客様の課題を解決したい、幸せを感じていただきたい」という思いから、ご両親の代では行っていなかったダイレクト販売をスタート。夏のイメージが強いトマトですが、実は寒暖差が大きくなる晩秋のものは甘みと酸味が凝縮して特別美味しい、という日々トマトに向き合う農家だからこそ知っている価値を届けた「日の宮」は、感動されたお客さまからお手紙をいただいたほど。お客さまとの新しい関係性づくりをしていきたい!そんな思いをより一層強くされたエピソードです。

梶原耕藝 販売サイト:https://www.kajiwara-kougei.shop/

農家支援PJ 第三弾 「シャインマスカット」×「NFT」

23歳の時、父からりんご園1ヘクタールを引き継いだ徳永さんは、地元の農家さんたちの現状が、余りにも厳しいことに驚いたそうです。市場の低迷で農家は減少、残った生産者も高齢化が進み、耕作放棄地はどんどん増えていきます。そんな状況を肌で感じた徳永さんは、県農業大学校在学時に研究していた「高密植栽培」の知識を活かし、「地元の耕作放棄地をゼロにし、農家も消費者も笑顔になれるりんごを作ることで、再び地域を活性化する」と動き出しました。

りんご市場の低迷、そして農村人口の減少と生産農家の高齢化という現実に直面し、現在では管理が困難になり手放される農園がますます増えています。規模の小さい農家の経営実態はとても厳しく、これらの農家に将来はないのでは…という危機感を抱きながらも、「この村を限界集落化させるのは嫌だ」、「希望のない環境の中で一生を終えたくはない」、「若い人や女性など、もっと色々な人が集まり、活気のある農村を作りたい!」と思うようになりました。

活気に満ちた地域を作っていくためには、多世代の協力が不可欠です。残念ながら農業は若い世代にとって関心が薄いのですが、収穫体験や農業体験、外部のイベントへの参加など、当園を通じて農業を身近に感じてもらうような機会づくりに取り組んでいます。

フルプロ農園 販売サイト:https://frupronouen.thebase.in/

農家支援PJ 第四弾 「餅つき」×「NFT」

北海道の酪農学園大学を卒業後、滋賀県での1年間の農業研修を経て地元京丹後市にて就農。2014年4月に法人格を取得し、株式会社「野木源」設立、祖父、父、息子である久聖さんと親子3代続く農家さんです。

親子3代にわたって引き継がれる中で、お米を中心としてメロン、ブロッコリー、堀川ごぼうなど多彩な農作物を生産されています。また、節分もちや味噌、おこわの加工品などの製造・販売を行っています。

野木源 販売サイト:https://nogigen.raku-uru.jp/

地方創生PJ 第一弾 松山市中島 メタナカジマみかんNFT

愛媛県デジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ」により、愛媛県松⼭市の「中島」においてナカジマみかんNFTシリーズ発行とDAO型コミュニティ立ち上げ支援により関係⼈⼝創出・地域産品の販路拡⼤に取り組んでいます。

【「ナカジマみかんNFTシリーズ」による地方創生】
中島は愛媛県松山市の北西沖合、瀬戸内海に浮かぶ怱那諸島(くつなしょとう)の中心的な島です。柑橘の栽培が盛んで、果樹栽培の生産量は国内有数の産地でもあります。
そんな中島と世界をむすぶのは、オンライン上の新たな交流手段として注目を浴びるメタバース(仮想空間)です。中島の名産である柑橘や六次産業化(アロマオイルなど)による商品をオンラインで販売することで、新たな市場の開拓を目指し、またオンラインのコミュニティを現地におけるオフラインの体験につなげ、関係人口創出に取り組んで参ります。
公式サイト:https://meta-iyokanjima.net/

農家支援PJ 第五弾 「いちご」×「NFT」

山都町に来て良さを体験してもらいまた訪れてもらいたい、山都町の関係人口を増やしていきたい、という思いがあります。そんな思いのもと、いちご観光農園でのいちご狩り、廃校となってしまった母校を活用したピザづくり体験、田んぼでの稲刈り体験などを行っています。

その先の一つの夢、「なかはたパーク構想」

いちご狩りに加えて、来期からはブルーベリー狩りも始め、年間を通して遊べる場所にしていきます。さらに母校を、常設のレストランやお土産が購入できる新たな拠点としてよみがえらせるほか、栗拾い、草スキーやキャンプ場など、山都町に訪れる・応援していただける方々と共に、いちご観光農園を核とした「なかはたパーク」を創っていきたいと考えています。

なかはたパーク構想に加え、2016年の熊本地震でより一層強い絆がうまれたコミュニティメンバーで運営する「山都でしか」の食育や農泊の事業、農地を守るために立ち上げた農業組合法人での耕作放棄地の解消など、地域を支えていく農業に向けてチャレンジしていきます。

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