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デザインの力で、日本の農業を世界へ! 「農業デザインチャレンジ2025」コミュニティ投票、本日スタート!

 

想像を超える熱気!140点以上のクリエイティブが集結!

日本の農業の未来を、デザインの力で切り拓く――。
そんな熱い想いから始まった「農業デザインチャレンジ2025」。
2025年4月20日に作品公募を締め切りましたが、なんと、総計140点を超える素晴らしいデザインが全国、いえ、世界各地のクリエイターの皆様から寄せられました!
運営事務局一同、この想像を超える反響に驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。ご応募くださった皆様、そして本チャレンジに関心を寄せてくださっている皆様、本当にありがとうございます!

そして本日、2025年4月21日
いよいよコミュニティ投票期間がスタートします!日本の農林水産物が世界へ羽ばたく、その第一歩となるかもしれないデザインを選ぶのは、この記事を読んでくださっている「あなた」かもしれません。

この記念すべき投票期間の開始にあたり、改めて「農業デザインチャレンジ2025」が目指すもの、そして皆様にご参加いただく投票の意義について、背景を含めてご紹介させてください。

なぜ今、「農業」に「デザイン」なのか?

日本の一次産業、特に農業は、私たちの食卓を豊かに彩り、美しい国土を維持する上で欠かせない存在です。しかし、その現場では、従事者の高齢化や後継者不足、国内市場の成熟化といった課題に直面しています。一方で、世界に目を向ければ、日本食ブームや健康志向の高まりを背景に、日本の高品質な農林水産物への関心はかつてないほど高まっています。この大きなチャンスを活かすためには、単に「良いものを作る」だけでは不十分です。

そこで重要になるのが「デザイン」 の視点です。

「デザイン」と聞くと、単に見た目を美しくすること、カッコよくすること、可愛くすることを想像されるかもしれません。もちろん、それも大切な要素ですが、ここで言う「デザイン」はもっと広い意味を持ちます。それは、「伝える力」であり、「価値を最大化する戦略」 です。

例えば、海外のスーパーマーケットに並んだ日本の「みかん」。その美味しさは折り紙付きでも、現地の消費者に手に取ってもらうためには、まず目を引くパッケージが必要です。その国の文化や色彩感覚、ライフスタイルに響くデザインでなければ、棚に埋もれてしまうかもしれません。また、そのみかんが育った背景、生産者の想い、日本の風土といった「ストーリー」 をどう伝え、共感を呼ぶか。これもデザインの領域です。
日本酒のラベルに込められた伝統や技、抹茶の持つ奥深い文化や精神性。これらを、言語の壁を超えて直感的に伝える力が、デザインにはあります。
つまり、海外市場で日本の農林水産物の価値を正しく伝え、競争力を高めるためには、現地の市場を理解し、ターゲット層に響く戦略的なデザインアプローチが不可欠なのです。

官民共創 × コミュニティの力:新しい挑戦

この「デザイン」の力を日本の農業の海外展開に活かそうと立ち上がったのが、「農業デザインチャレンジ2025」です。本コンテストは、農林水産省が推進する官民共創プロジェクト「おいしい日本、届け隊」と、農業とweb3を繋ぐコミュニティ「Metagri研究所」 がタッグを組んだ、これまでにない試みです。


おいしい日本、届け隊

一方、「Metagri研究所」は、Discordなどのオンラインコミュニティを拠点に、農業の課題解決や新たな価値創造にweb3やNFT(非代替性トークン)といった技術を活用することを目指しています。

この両者が手を組むことで、国の輸出戦略という大きな視点と、コミュニティ発の自由な発想や新しい技術を融合させ、実践的かつ未来志向のチャレンジが生まれました。単なるデザインコンテストに留まらず、輸出事業者、クリエイター、海外マーケティングの専門家、そしてコミュニティメンバーがオープンに意見交換し、共に「海外で売れるデザインとは何か?」を考え、創り上げていくプロセスそのものを重視しています。

リアルな課題から生まれた、熱意あふれる作品たち

今回のチャレンジでは、実際に農林水産物の輸出に積極的に取り組んでいらっしゃる3つの事業者様にご協力いただき、リアルな課題に基づいたデザインテーマを設定しました。

小浜酒造 様(日本酒)

福井県若狭地方の豊かな水と米で醸す日本酒「わかさ」。その味の特徴やストーリーを、海外の消費者に一目で伝える「日本酒ラベルデザイン」 を募集しました。「ひらがな表記」をベースにしつつ、海外で必要な情報をどう盛り込むか、日本らしさと国際性をどう両立させるか、クリエイターの腕の見せ所となるテーマです。

  

作品(一例)

ヘンタ製茶 様(抹茶)

鹿児島県霧島産の高品質な有機抹茶を世界へ。欧米の展示会や店頭で、抹茶を知らない人にもその魅力が一瞬で伝わる「バナー・グラフィックデザイン」 がテーマです。色使いやキャッチコピーも含め、日本の抹茶文化をどう現代的かつ魅力的に表現するかが問われます。

作品(一例)

ネイバーフッド 様(フルーツ)

日本の美味しいフルーツ(特にみかんなど)を海外にPRするため、親しみやすく、SNSやグッズ展開も見据えた「”海外で映える”動物キャラクターデザイン」 を募集。日本の動物をモチーフにしつつ、海外の感性に響く「可愛さ」や「親近感」をどう表現するかが鍵となります。

作品(一例)

これらのテーマに対し、プロのデザイナーからデザインを学ぶ学生、趣味で創作活動をされている方まで、本当に幅広い層の方々からご応募いただきました。使用ツールも、IllustratorやPhotoshopといったグラフィックソフトはもちろん、温かみのある手描きイラスト、そして目覚ましい進化を遂げる生成AIを活用した作品まで、多岐にわたります。

集まった140点以上のデザインは、どれもクリエイターの皆様の熱意とアイデアが詰まった力作ばかり。伝統的な和の要素をモダンに再解釈したもの、海外のデザイントレンドを大胆に取り入れたもの、思わず笑顔になるユニークなキャラクター、AIならではの緻密で幻想的な表現など、その多様性は目を見張るものがあります。「日本の農産物を世界に届けたい」という共通の想いが、これほど多くの創造性を刺激したのだと、改めて感動しています。

あなたの「推し」が未来を決める?コミュニティ投票に参加しよう!

そして、いよいよ本日より、これらの素晴らしい作品の中から、一次審査の参考となる作品を選ぶコミュニティ投票が始まります!

【投票期間】

2025年4月21日(月)~ 4月30日(水)23:59 まで

【投票方法】

  1. 以下の各テーマ作品一覧ページで、力作の数々をご覧ください!
  2. 各テーマごとに、「これが海外で響く!」「このデザインが好き!」と感じた作品を《1つだけ》選びます。
  3. 以下の投票フォームから投票してください。
    (投票前に投票規約もご確認ください)

なぜ、コミュニティ投票を実施するか?

それは、このチャレンジが単なる専門家による選考ではなく、開かれたプロセスを通じて、多様な価値観や視点を取り入れたいと考えているからです。実際に商品を手に取るかもしれない消費者の目線、新しいクリエイティブに敏感な方々の感性、そしてこのプロジェクトを応援してくださるコミュニティメンバーの皆様の意見は、最終的な審査において非常に重要な参考情報となります。

皆様の一票一票が、単なる人気投票ではなく、日本の農林水産物の未来のデザインを決めるプロセスへの参加となります。もしかしたら、あなたが選んだデザインが、海を越えて誰かの食卓を彩る商品になったり、世界中で愛されるキャラクターになったりするかもしれません。そう考えると、ワクワクしませんか?

未来への架け橋となるデザインを、一緒に選ぼう!

このコミュニティ投票の結果を参考に、5月上旬に最終選定が行われ、5月9日(金) に結果発表を予定しています。選ばれた作品には、各事業者様からの「社長賞」や、「届け隊賞」としてオリジナルNFTデザインへの採用などが検討されています。そして何より、実際の商品のパッケージや販促物、キャラクターとして採用される可能性も秘めています。

「農業デザインチャレンジ2025」は、一過性のイベントではありません。ここから生まれたデザインが、実際にビジネスの場で活用され、日本の農業の活性化やクリエイターの活躍支援に繋がっていくこと。そして、デザインの持つ力が、分野を超えて様々な課題解決の糸口となることを示していくこと。それが私たちの願いです。

さあ、140点以上の才能あふれる作品の中から、あなたの心を動かす「推しデザイン」を見つけてみませんか? 日本の農業の未来を、そして世界の食卓を、より豊かに、よりカラフルにする可能性を秘めたデザインに、ぜひあなたの一票を投じてください。

投票締切は4月30日(水)23:59です!

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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