ClaudeよりChatGPT派のあなたへ! AIは違えど、動画制作のプロセスは同じ
ここまで3回はClaudeで説明してきましたが、普段ChatGPTを使っている方は、パソコンのChatGPTアプリ(旧Codex)でそのまま実践できます。やることはほぼ同じ。違いは「どこに置くか」と「呼び名」だけです。
今回のテーマ
🔁 同じ頼み方を、パソコンのChatGPTアプリで再現する
乗り換えのために覚え直すことはありません。
今回はパソコンのChatGPTアプリ(旧Codex)を使って、いつもの3ステップをそのまま実施します。
ここまでの3回で、こんな声をいただきました。
- 「面白そうだけど、自分はChatGPTしか使っていない」
- 「また別のAIに月額を払うのはちょっと……」
- 「会社で使えるAIが決まっていて、選べない」
結論から言います。使っているAIが違っても、この連載のやり方はそのまま使えます。やることは、いつもの3ステップ──素材を集めて、渡して、言葉で頼む。今回はパソコンのChatGPTアプリ(旧Codex)で実施する前提で、乗り換えでつまずきやすいポイントの整理に加えて、どのAIでも使い回せる「作業レシピ」の手順テンプレートと、フォルダごと渡して画像をつなぎ合わせる具体例までお届けします。
ChatGPTアプリの始め方はCodex特集 第1回で詳しく紹介しています。
🤝 違うのは“入り口”だけ、頼む内容は同じ
この連載でやってきたことを並べてみると、すべて「手元のファイルを渡して、余計な専門用語なしの日本語で注文する」だけでした。これはAIの名前によらない部分です。
変わるのは、ファイルを置くボタンの位置と、回答の見た目。つまり台所の道具の並びが違うだけで、作る料理と手順は同じです。
- パソコンのClaudeのチャット画面を開く
- 写真・動画・チラシをまとめて添付
- 「縦型で」「この順番で」「何秒くらいで」と頼む
- できたものを見て、直したいところを言う
- パソコンのChatGPTアプリを開く
- 同じファイルを添付
(フォルダごとの参照もOK) - 同じ文章をそのまま貼る
- できたものを見て、直したいところを言う
🌾 トラクタのメーカーが変わっても、畑を耕す仕事は変わりません。レバーの位置を一度確かめれば、あとはいつも通りです。
🔍 乗り換えるときに確かめる3つ
どのAIを使う場合でも、最初に確かめておくと楽なのはこの3つだけです。
ファイルを添付できるか
入力欄のすぐ近くに、クリップやファイルのマークがあればOK。写真・動画・音源をそこから渡します。ChatGPTの場合は、パソコンのChatGPTアプリ(旧Codex)から使うのが確実。添付だけでなく、パソコン上のフォルダを直接参照させることもできます(Codex特集 第1回)。
動画を作る機能があるか
ツールによって、動画を書き出せるものと、構成案や台本までを返すものがあります。まずは「この素材でショート動画を作れますか?」と本人に聞いてみるのが一番早いです。
仕事で使っていいプランか
会社や団体の仕事で使うなら、法人向けのプランかどうかを確認。素材を学習に使われない設定になっているかも、一度見ておくと安心です。
⚠️
AIサービスの名前や使える範囲は短い間隔で更新されます。本記事も含め、ネットの情報をそのまま信じず、公式ヘルプの最新表記を確認してください。
🗣 呼び名を言い換えるだけで伝わる
ツールによって、同じものを別の名前で呼んでいます。とはいえ、覚えるのはこのくらい。ことばに迷ったときは、普通の日本語で言ってもちゃんと伝わります。
📋 この頼み文は、どこに貼っても動く
第1回〜第3回の頼み文を、1つにまとめておきました。使っているAIの入力欄に、そのまま貼ってください。
添付した画像と動画で、縦型のショート動画を作ってください。 もし動画を書き出せない場合は、場面の順番と画面に出す文字の案を作ってください。 ・見せたい順番:「〇〇〇」→「〇〇〇」→「〇〇〇」 ・場面ごとに、画面に出す短い文字を付けてください ・長さは30秒くらいで ・BGMを使えるなら、添付した音源を控えめの音量で ・できたものを見て直したいので、あとで直せる形でください
ポイントは2行目です。動画を直接書き出せないツールだった場合でも、場面の順番と文字案が手に入るので、あとはスマホのアプリで並べるだけで済みます。
🌾 同じ種でも、畑によって育ち方は少し違います。でも「日当たりと水と間引き」という基本は一緒。AIも同じで、基本の頼み方を押さえておけばどこでも育ちます。
📝 “作業レシピ”を1枚のメモにする(コピペ用テンプレート)
頼み文に慣れてきたら、次の一歩です。制作の流れをまとめた「作業レシピ」を1枚のメモ(テキストファイル)にしておき、素材と一緒にAIに読み込ませます。パソコンのメモ帳に下のテンプレートを貼って、video-recipe.md という名前で保存するだけ(拡張子は .txt でも動きます)。頼み方そのものをファイルにしておくので、AIを乗り換えても、毎回同じ段取りを再現できます。
# 動画の作業手順(この1枚を素材と一緒に渡してください) ## 作りたいもの - 形:縦型(スマホで見る形) - 長さ:30秒くらい - 使う場所:Instagramのリール ## 見せたい順番(番号の順につなぐ) 1. 朝の畑 2. 収穫のようす 3. 箱詰め 4. 完成した商品 ## 画面に出す文字(テロップ) - 最初の一言:「この野菜、今朝まで畑にいました。」 - 各場面:短い説明を1行ずつ - 締めの一言:「直売所で待ってます。」 ## 音 - BGM:添付したフリー音源を控えめの音量で(なければ無音でOK) ## お願いごと - 1枚あたり4秒くらいで、ゆっくり切り替えてください - できあがったら、確認用の静止画も出してください - あとで直したいので、直せる形で残してください
使うときの頼み文は、たった1行。「添付した video-recipe.md の通りに、素材で動画を作ってください」だけで動きます。2本目からは、レシピの「見せたい順番」とテロップだけ書き換えれば量産できます。
⚠️
「朝の畑」「直売所で待ってます。」はあくまで見本です。形・長さ・見せたい順番さえ書いてあれば、あとは自由に崩して構いません。
🌾 頼み文が“声かけ”なら、作業レシピは“作業指示書”。壁に貼っておけば、誰が手伝いに来ても同じ段取りで畑が回ります。
📁 フォルダごと渡す:画像をつなぎ合わせる具体例
写真を1枚ずつ添付する代わりに、フォルダにまとめて、番号付きの名前を付けておく方法もあります。パソコンのChatGPTアプリ(旧Codex)は、パソコン上のフォルダを直接参照できるので、フォルダを指定するだけで中身を見て、番号の順どおりに画像をつないでくれます。Codex特集 第1回で紹介した「まず読ませるだけ」の流儀と、まったく同じ入り方です。フォルダを直接渡せないAIの場合も、中のファイルをまとめて複数添付すれば同じことができます。
リール用素材/ ├─ video-recipe.md ← 上の作業レシピ ├─ 01_朝の畑.jpg ├─ 02_収穫.jpg ├─ 03_箱詰め.jpg ├─ 04_完成品.jpg └─ bgm.mp3 ← フリー音源(あれば)
フォルダを作って、番号を付ける
写真のファイル名の頭に 01_、02_……と見せたい順の番号を付けて、1つのフォルダに入れます。名前は日本語のままで大丈夫。番号が、そのまま絵コンテの代わりになります。
フォルダごと渡して、一言頼む
ChatGPTアプリでフォルダを指定します。心配なら、最初に「このフォルダの中身を確認して。まだ変更はしないでください」と読ませるだけで止めて、中身の一覧が返ってくるのを確かめてから、下の頼み文を送ると安心です。
番号を入れ替えて、直す
順番を変えたいときは「03を最初にして」と言うか、ファイル名の番号を振り直してもう一度渡すだけ。編集ソフトの操作は、最後まで出てきません。
「リール用素材」フォルダの中の video-recipe.md を先に読んでください。 そのあと、01〜04の画像を番号の順番につないで、レシピの通りに縦型のショート動画を作ってください。 ・1枚あたり4秒くらいで、切り替えはふんわりと ・それぞれの画像に短いテロップを付けてください ・bgm.mp3 があれば、控えめの音量で重ねてください
⚠️
朝→作業→完成、の時系列に並べるだけで物語の流れができます。凝った構成は、2本目以降で試せば十分です。
⚠️
ChatGPTアプリには5時間ごと+週ごとの利用上限があり、長い動画や連続の依頼は枠を一気に使うことがあります。1日1〜2本のペースなら、まず心配いりません(詳しくはCodex特集 第1回)。
🌾 出荷箱に番号を書いておけば、市場でも積んだ順に下ろせます。ファイル名の番号は、それと同じ“段取りの札”です。
⚠️ どのAIでも変わらない、守るべきこと
ツールが変わっても、気をつける点は同じです。公開する前に、この四つを見てください。
⚠️
結果がいまいちなら、頼み文を増やすより素材を3〜5点に絞るのが早道です。短い成功例を作ってから、後から足していきましょう。
⚠️
「文章はこちら、動画はあちら」と分けても構いません。同じ素材と同じ頼み文を使い回せば、両方を行き来しても混乱しません。
ChatGPTアプリ(旧Codex)の始め方・利用制限はCodex特集 第1回、テンプレを1つ育てて量産する考え方は第2回(POP・SNS画像の自動化)で詳しく紹介しています。
今回の「作業レシピ」は、その動画版です。
最終回は「「型」を作れば、続けられる」。週1本のリールを無理なく回すための、素材の集め方と仕組み化をお届けします。
まとめ
- 使っているAIが違っても、集めて・渡して・言葉で頼むの3ステップはそのまま
- 最初に確かめるのはファイル添付・動画作成の可否・仕事で使えるプランの3点
- 専門用語は普通の日本語に言い換えても伝わる
- 動画が直接作れないツールでも、場面の順番と文字案をもらえば十分
- プラン名や機能は変わる。公式ヘルプで最新を確認する習慣を
- 制作の流れは「作業レシピ」1枚のメモ(video-recipe.md)にして、素材と一緒に読み込ませる
- 画像は番号付きのファイル名でフォルダにまとめるだけ。パソコンのChatGPTアプリ(旧Codex)ならフォルダごと参照して、見せたい順につないでくれる
今日からできる5分アクション
パソコンのChatGPTアプリ(旧Codex)を開いて、写真を3枚入れた「リール用素材」フォルダを作り、「このフォルダの中身を確認して。まだ変更はしないでください」と読ませてみましょう。中身の一覧が返ってきたら、上の頼み文を貼るだけ。動画が返ってくるか、構成案が返ってくるか。それを確かめるだけで、次の一手が決まります。
📺 連載「AIでの動画編集術」(全5回)
- Vol.1
編集不要! 写真をClaudeに渡すだけでリールが作れる - Vol.2
撮りっぱなしのバラバラ動画が、1本の紹介動画になる - Vol.3
イベントチラシが告知動画に! - Vol.4
ClaudeよりChatGPT派のあなたへ! AIは違えど、動画制作のプロセスは同じ
今回 - Vol.5
「型」を作れば、続けられる ── 週1リール運用から“仕組み化”まで
近日公開
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※ 本記事の内容は執筆時点(2026年8月)の情報です。ツールの機能・プラン・名称は変わることがありますので、必ず公式情報をご確認ください。本記事の一部はAIを活用して執筆しています。

