🌐 ブラウザだけで始められる?
〜 農家のClaude Code導入編 〜
前回は、Claude Codeが「聞くAI」ではなく「動かすAI」であること、そして無料では使えないことをお伝えしました。今回は、実際にどこから入るのかという話です。
タイトルの問いに先に答えます。
半分はYESです。
しかし、始める前に「GitHub」というサービスのアカウントと準備が必要不可欠です。
台所にたとえるなら、ブラウザ版は「調理器具がそろった貸しキッチン」です。
包丁もコンロも向こうにあるので手ぶらで行けますが、入館証だけは自分で作る必要がある、という感じです。
読み終えるころには、その入館証を作るかどうかが決まり、最初の1回をご自身で頼めるようになります。
🎯 「最初の1回」を、自分の手で頼めるようになる
要るもの・要らないものを先に全部出したうえで、初回設定の4ステップと、最初に投げるひと言までをお伝えします。任せていい範囲の線引きは第3回で扱います。
🚪 ブラウザで使うために必要な準備内容
手順の前に、結論からお伝えします。
タイトルの問いへの答え
半分「YES」です。
作業そのものはブラウザだけで動きます。
ただし始めるまでに、有料プランとGitHubアカウントの2つが必要です。
「ブラウザだけで手軽に」と書いてある記事は多いのですが、実際にやってみると、詰まるのは操作ではなくこの2つの準備でした。だから先に、要らないものと要るものを並べます。
持っていなくて大丈夫
- 黒い画面(ターミナル)の知識
- パソコンへのインストール作業
- 高性能なパソコン(スマホからも触れます)
- プログラムを書く力
これは要ります
- 有料プラン(Proなど。無料では使えません)
- GitHubアカウント1つ(無料で作れます)
- 置き場所となるリポジトリ1つ
- 最初の30分だけの設定の時間
ブラウザ版と、パソコン版はどう違うのか
入口は前回お伝えしたとおり2つ。どこで作業が動くかが、いちばん大きな違いです。
| 入口 | どこで動く | どこから話しかける | GitHub | 閉じても続くか |
|---|---|---|---|---|
| ブラウザ版 | インターネットの向こう側 | ブラウザ・スマホアプリ | 要る | 続く |
| デスクトップアプリ | 自分のパソコンの中 | アプリの画面 | 要らない | 閉じると止まる |
※ 2026年8月18日時点のAnthropic公式ドキュメントにもとづきます。デスクトップアプリで手元のフォルダを扱う場合はGitHubは不要ですが、Windowsで手元のフォルダを直接扱うときはGitの用意が必要です。
📋 ブラウザ版に必要だったもの(先に全部出します)
実際に通してみて、着手前に用意が必要だったのは次の3つでした。ここを飛ばして手順に入ると、必ず途中で止まります。
1
有料プラン
ブラウザ版はPro・Max・Team向けの先行提供という位置づけです(2026年8月18日時点)。無料プランでは入口に立てません。
2
GitHubアカウント
プログラムの保管庫として使われている無料サービスです。メールアドレスがあれば作れます。専門用語ではホスティングサービスと呼ばれます。
3
リポジトリ1つ
作ったものを入れておくフォルダのようなもの。空のままで構いません。GitHub上で「新規作成」を1回押せば終わります。
なお、ブラウザだけで何かを作った経験がない方は、ブラウザだけでアプリを作った回を先にご覧いただくと、この後の話が入りやすくなります。
🌐 つないでみる ── claude.ai/code の初回設定
準備ができたら、つなぐ作業は4ステップです。早い方なら10分、GitHubを初めて触る方でも30分ほどで終わります。
有料プランでログインして、Codeの画面を開く
普段お使いのClaudeにログインした状態で、Claude Codeのウェブ版(claude.ai/code)を開きます。プランが対象外だと、この画面が出てきません。
GitHubをつないで、使うリポジトリを選ぶ
「GitHubに接続」を押して許可すると、Claude用の連携アプリが入ります。許可するリポジトリは、いま使う1つだけに絞れます。すべてを許可する必要はありません。
作業場所(環境)が自動で用意される
初回接続のときに「Default」という作業場所が自動で作られます。外部への接続はあらかじめ許可された配布元だけに絞られた設定(Trusted)で始まります。ここは触らなくて大丈夫です。
どこまで任せるかを選ぶ(最初はいちばん慎重に)
ブラウザ版では任せ方を3段階(Auto/Accept edits/Plan)から選べます。最初は「Plan」を選んでください。提案だけを出す設定なので、勝手にファイルが書き換わりません。
🗣️ 最初に頼むひと言は「まだ変更しないで」
つながったら、すぐに何か作らせたくなります。ですが、最初の1回は「見るだけ」にしてください。
これを最初に置く理由は2つあります。1つは、相手が何を見えているのかを確かめられること。もう1つは、こちらの読む力を先に慣らせることです。いきなり書き換えさせると、何が変わったのか判断できないまま次に進むことになります。
覚えておく順番
① まず説明させる → ② やることを言わせる(計画) → ③ 承認してから直させる。この順番を崩さないことが、任せ方のいちばんの基本です。
説明が返ってきたら、次は小さな1件だけ頼みます。出荷記録の作例のように、紙で書いている1枚を置き換えるくらいの大きさがちょうどいい範囲です。
🧱 GitHubで折れた人へ ── 逃げ道は2つあります
正直に書きます。ここまでの手順でいちばん多く止まるのはGitHubです。英語の画面が続き、意味のわからない言葉が並びます。作らないと決めても構いません。GitHubを使わない道が2つあります。
🌾 GitHubを作らずに始める2つの道
デスクトップアプリで、手元のフォルダを扱う
パソコンにアプリを入れて、いつも使っているフォルダをそのまま渡す方法。GitHubは要りません。写真や表がすでにパソコンの中にある方には、こちらのほうが早いこともあります。
自分のパソコンで動かし、スマホから指示する
作業は家のパソコンにさせて、外からブラウザやスマホで様子を見る方法(Remote Control)。これもGitHubは要りません。ハウスの見回り中に進捗を確認する、という使い方ができます。
スマホから指示する方法は、自宅のパソコンが起動していて、Claude Codeを立ち上げっぱなしにしている間だけ使えます(1台につき1つ)。パソコンを閉じれば、そこで終わりです。ブラウザ版は逆で、タブを閉じても向こう側で作業が続きます。「出かけている間に進めておいてほしい」ならブラウザ版、「手元のファイルをすぐ触りたい」ならデスクトップ、という選び方になります。
また、Windowsのパソコンで手元のフォルダを直接扱う場合は、Gitというアプリのインストールが別途必要です。ここで詰まったら、無理に進めずブラウザ版に戻るほうが早いです。
✅ まとめ
今回のポイント
- 動かすのはブラウザだけで足りますが、始めるには有料プランとGitHubアカウントが要ります
- 要るものは3つだけ。有料プラン・GitHubアカウント・リポジトリ1つ(後の2つは無料です)
- 初回設定はログイン → GitHub接続 → 作業場所 → 任せ方の4ステップ。画面の名前は変わっても、順番は変わりません
- 最初に投げるひと言は「まだ変更しないで、いまの中身を説明して」
- GitHubで折れたら、デスクトップアプリかRemote Controlへ逃げられます(どちらもGitHub不要)
🕐 今日の5分アクション
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前回書き出した「AIに作ってほしいもの3つ」のメモを開く
-
Claude Codeのウェブ版(claude.ai/code)を開く
つながらなくて大丈夫です。プランが対象かどうかの確認だけで十分です
-
GitHubアカウントを作る/作らないを決める
「今回は作らない」でも前に進みます。その場合の逃げ道は本文のとおり2つあります
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つながったら「まだ変更しないで、いまの中身を説明して」と1回だけ頼む
返ってきた説明を読むところまでが、今日の分です
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余裕があれば、note版の詳しい実演で画面つきの手順を確認する
- 第1回🤖 Claude Codeってなに? 〜農家のためのClaude Code超入門〜
- 第2回🌐 ブラウザだけで始められる? 〜農家のClaude Code導入編〜今回
- 第3回🚨 AIに任せきる前の注意点 〜農家のClaude Code運用編〜8/28公開
💬読者の声をお聞かせください
「GitHubアカウント、作りましたか?」──詰まった場所や、最初に頼んでみたことをお待ちしています。
新しい道具は、たいてい最初の30分がいちばん険しいものです。はじめてトラクターに乗った日も、たぶん同じだったはずです。Claude Codeも、つないでしまえばあとは日本語で頼むだけになります。難しいのは操作ではなく、最初の接続だけです。そしてこの接続は一度きりで、二度目からは「去年こう頼んだ」という記録が積み上がっていきます。次回は、その相手にどこまで任せていいのか、線の引き方をお伝えします。
※ 本記事の一部はAIを活用して執筆しています。本文中の料金・提供状況・画面名はいずれも2026年8月18日時点の公開情報にもとづきます。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

