【第2弾】毎朝6時、スマホにAIからの通知が届く!  ChatGPT Tasksで”自動情報収集”を始めよう

🤖 AIエージェント入門
初級

毎朝6時、スマホにAIからの通知が届く!  ChatGPT Tasksで”自動情報収集”を始めよう

AIエージェント時代の農業 特集|第2回

毎朝、スマホで天気予報を開いて、市場価格をチェックして、JAの出荷情報を確認して──。この15分、AIに任せられるとしたら?前回(第1回)で紹介した「見張り役タイプ」のAIエージェント。今回はそれを実際にChatGPTで設定します。

たったひとこと設定するだけで、あなたが布団の中にいる間に、AIがネットで最新情報を調べ、朝起きたらスマホに通知が届いている──そんな仕組みが、月額約3,000円で手に入ります。

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特集「AIエージェント時代の農業」全13回のご案内

この記事は、AIエージェント時代の農業 特集(全13回)の第2回です。第1回「AIエージェントって何?」で紹介した「見張り役タイプ」を、実際にChatGPTで設定する回です。

💰
ご注意:有料プランが必要です

Tasks機能を使うにはChatGPT Plus(月額$20=約3,000円)以上の有料プランが必要です。無料プランでは利用できません。ただし、1ヶ月だけ試して合わなければいつでも解約できるので、「お試し1ヶ月」から始めるのがおすすめです。

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🤖 ChatGPT Tasks って何? ── 3つのポイント

「予約実行」ができるAI

従来のChatGPTは、画面を開いて、質問して、回答をもらう──というリアルタイムのやり取りが前提でした。Tasks機能は「明日の朝6時にこれを調べて」と予約しておけば、その時間にAIが自動で動いてくれるのです。イメージとしては、炊飯器のタイマー予約。夜のうちにセットしておけば、朝には炊きたてのごはん(=情報)が待っています。

スマホが閉じていても動く

Tasks機能はサーバー(クラウド)側で動くので、スマホやPCが電源オフでも、Wi-Fiが切れていても、予定時刻にAIが勝手に仕事を始めます。朝4時にハウスの温度チェックをする方も、起きたときにはもう結果がスマホに届いている状態を作れます。

結果はプッシュ通知 or メールで届く

「LINE連携が必要?」── いいえ、LINEは不要です。ChatGPTのスマホアプリを入れておけば、ふつうのアプリ通知(プッシュ通知)で結果が届きます。メール通知も選べます。LINEボットを作るような難しい設定は一切いりません。

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✅ 何ができる? 何ができない? ── 正直まとめ

農家の皆さんに正直にお伝えしたいので、「できること」と「できないこと」を並べます。

✅ できること

  • 毎朝、指定時刻に最新情報を検索して要約
  • 毎日/毎週月曜だけ/月1回など自由に繰り返し設定
  • スマホ通知またはメールで結果を受け取れる
  • 検索結果にリンク付きで元ソースも確認可能
  • 「○○県の天気」「トマトとキュウリに絞って」などカスタム指示
  • 結果を受け取った後、そのまま追加質問できる

❌ できないこと

  • PDFやExcelは作れない(テキスト出力のみ)
  • LINEやSlackへの直接送信は不可
  • 写真やPDFの自動読み込みは非対応
  • 登録できるタスクは10個まで
  • 無料プランでは使えない(月$20〜)
  • 通知が数分遅れることがある
💡
筆者の実感

実際にTasks機能で「毎朝7時に農業AIニュースを調べて報告して」を3ヶ月間走らせました。ニュースの選定は企業の具体的事例を拾う傾向があり、政策・市場データ系は弱め。ChatGPTは「現場寄り」の情報を集めるのが得意です。

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📱【実践】毎朝の農業ニュース調査を設定してみよう

STEP 1

ChatGPTアプリをインストール

  1. iPhoneの場合:ホーム画面から「App Store」を開く → 右下の「検索」タブをタップ → 「ChatGPT」と入力して検索
  2. Androidの場合:「Google Play ストア」を開く → 上部の検索バーに「ChatGPT」と入力
  3. 緑色の丸いアイコンで、開発元が「OpenAI」のアプリを選択 → 「入手」または「インストール」をタップ(無料です)
  4. インストール完了後、アプリを開いてGoogleアカウントまたはメールアドレスでアカウントを作成してログインします。
💡
似た名前のアプリがあるので、開発元が「OpenAI」であることを必ず確認してください。

STEP 2

Plusプランに加入する

  1. ChatGPTアプリを開き、左上のメニュー(三本線 ≡)をタップ
  2. 一番下にある自分のアカウント名をタップ → 「ChatGPT Plusにアップグレード」を選択
  3. 月額$20(約3,000円)をApple Pay・Google Pay・クレジットカードのいずれかで決済
  4. サブスクリプション完了」の表示が出れば準備OK!

💡 「月3,000円は高い?」 毎朝15分の情報収集が自動化されると、月に約7.5時間の節約。時給1,000円で換算しても7,500円分の価値があります。

STEP 3

タスクを設定する

  1. ChatGPTアプリのチャット画面を開く
  2. メッセージ入力欄にタスクとして依頼したい内容と時間を指定
  3. 設定完了!次回から通知が届き始めます 🎉
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📋 コピーして使える!農家向けプロンプト3選

以下のテンプレートをコピーして、ChatGPTに貼り付けるだけ。○○や△△をご自分の情報に書き換えてください。

毎日

🌅 テンプレ①:朝の天気&市場レポート

📋 コピーしてそのまま使えます

毎朝6時に以下の情報を調べて、箇条書きでまとめてください。

1. 今日の天気予報(○○県○○市)
– 最高気温・最低気温・降水確率・風速
– 農作業への影響(霜注意・高温注意など一言コメント)

2. 主要品目の市場価格(東京都中央卸売市場)
– トマト、キュウリ、ナス(※自分の品目に変更してください)
– 前日比がわかれば記載

3. 今日の農業関連ニュース(1〜2本)
– 補助金情報や新技術のトピックがあれば優先

最後に「今日のひとこと」として、天気と価格を踏まえた
今日の作業アドバイスを一言添えてください。

📩 届くイメージ

毎朝届くレポートのイメージ

▲ 毎朝届くレポートのイメージ

毎週

📑 テンプレ②:週1の補助金チェック

📋 コピーしてそのまま使えます

毎週月曜日の朝7時に以下を調べてください。

○○県で現在申請可能な農業関連の補助金・助成金を検索し、
以下の形式でまとめてください。

– 補助金名
– 対象者
– 補助率・上限額
– 締切日
– 申請URLまたは問い合わせ先

新着のものがあれば「🆕」マークをつけてください。

毎月

💰 テンプレ③:月1の経費リマインド

📋 コピーしてそのまま使えます

毎月25日の朝8時に、以下のチェックリストを送ってください。

📋 月末経費チェックリスト
□ 今月のレシート・領収書は整理したか?
□ 農業用クレジットカードの明細は確認したか?
□ 燃料費・肥料代・種苗費の仕分けはできているか?
□ 来月の大きな出費の予定はあるか?
□ 確定申告に向けて、月次の収支メモは更新したか?

それぞれの項目について、AIからの一言アドバイスもつけてください。

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📲 通知を受け取ったら ── 「会話の続き」ができるのが最大の強み

翌朝、スマホにプッシュ通知が届きます。タップするとChatGPTアプリが開き、レポートが表示されます。

プッシュ通知からレポートを開く流れ(後日差し替え)

▲ 通知をタップ → レポートが開く → そのまま追加質問(※画像は後日差し替え)

そのままチャットで追加質問もできます。 たとえば:

  • 「トマトの価格がなぜ下がったのか、もう少し詳しく教えて」
  • 「霜注意報が出てるけど、ハウスの温度管理で気をつけることは?」
  • 「この補助金、うちの経営規模で申請できる?」
💡
ただのリマインダーとの決定的な違い

受け取って終わりではなく、そこから会話が始まるのがChatGPT Tasksの最大の強み。気になったポイントをその場で深掘りできます。

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⚠️ 使う前に知っておいてほしい3つの注意点

1

AIの情報は「裏取り」が必要

市場価格や補助金の情報は、AIが検索した結果をまとめたもの。100%正確とは限りません。特に補助金の締切日や申請条件は、必ず公式サイトで最終確認してください。ChatGPTはソースURLを付けてくれるので、「この情報、本当?」と思ったらリンクをタップして確認しましょう。

2

10個の枠は「厳選」が大事

同時に設定できるタスクは10個まで。おすすめの優先順位は:
① 毎朝の天気&市場レポート(毎日)
② 週1の補助金チェック(毎週月曜)
③ 月1の経費リマインド(毎月25日)
まずはこの3つから始めて、慣れたら追加しましょう。

3

月3,000円の投資判断

「月3,000円で毎朝の情報収集が自動化される」ことに価値を感じるかどうかが判断基準。1ヶ月だけ試して合わなければ解約できるので、まずは「お試し1ヶ月」から始めてみてください。

🌱

📊 まとめ ── 「AIが届けてくれる」農業の朝を始めよう

BEFORE

😓 毎朝、自分で調べていた

  • 天気アプリを開く
  • 市場価格サイトをチェック
  • 補助金情報を自分で検索
  • 「月末の経費整理、忘れてた…」

AFTER

😊 AIが届けてくれる朝

  • 起きたら天気レポートが届いている
  • AIが価格動向を要約してくれる
  • 週1でAIが新着補助金をまとめてくれる
  • 毎月25日にチェックリストが届く
🌱

✅ 5分アクション ── 最初のタスクを1つ設定しよう

✅ 今日の5分アクション

ChatGPTアプリを開いて、こう入力するだけ:

📋 最初の一歩 ── コピーしてそのまま使えます
毎朝6時に、○○県の今日の天気予報と、
△△の市場価格をまとめて教えてください。

○○に県名、△△に品目名を入れて送信。明日の朝、スマホに届くAIからの通知が、農業の新しい朝のはじまりです。

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🔮 応用編:ChatGPT Pulse ── 「設定すらいらない」次世代の自動リサーチ

Tasks機能の一歩先を行く新機能が、「ChatGPT Pulse(パルス)」です。

🔮
Pulseとは?

Tasksが「自分で設定したタスクを自動実行」する機能なら、Pulseは「設定しなくても、AIが勝手にあなたの関心を察してリサーチしてくれる」機能です。過去のチャット履歴を分析し、毎晩リサーチ → 翌朝カード形式で届きます。

比較項目 Tasks Pulse
設定 自分でプロンプトを書いて設定 設定不要(AIが自動で判断)
コントロール 高い(指示通りに実行) 中程度(フィードバックで調整)
配信頻度 自由に設定 1日1回(毎朝)
対応プラン Plus以上($20/月〜) Pro限定($200/月)
おすすめ用途 毎朝の定型レポート トレンド発見・意外な情報との出会い
⚠️
現時点での制約

PulseはProプラン(月額$200)限定。農家個人には現実的ではないかもしれませんが、今後Plusプランへの展開も見込まれます。まずはTasks機能から始めて、Pulseが使えるようになったら試す──がおすすめです。

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次回予告

第3回:「作業記録から週報が勝手にできていた」

ChatGPT × Googleスプレッドシートで「秘書タイプ」のAIエージェントを作ります。手元の作業記録を読ませて、週報やJA提出書類の下書きを自動生成する方法をご紹介します。

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ChatGPT Tasks機能は、AIを「聞いたら答えてくれる相手」から「勝手に調べて届けてくれるアシスタント」に変える第一歩です。前回(第1回)の5分アクションで「秘書AI」を体験した方は、今回のTasksで「見張り役タイプ」にレベルアップしたことになります。

明日の朝、スマホに届く通知を楽しみにしていてください。🌱

🌱

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この記事は農家の皆さんのAI活用を応援するために作成しました。
ご質問やご感想があれば、ぜひお寄せください。

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