毎朝AIが準備してくれていた! 農家の定常業務をDesktopスケジューラーで”育てる”3つのレシピ
AIエージェント時代の農業特集|第10回:まずは1つだけ。それがうまくいったら、次は「PCなし」でも動くようにできる
第9回で「Desktopスケジューラーの基本」を体験しました。天気レポートの自動化はできた。でも実際の農園には、もっとたくさんの「小さな作業」がありますよね。
出荷前の相場チェック。補助金の締切確認。作業日誌の記入。
どれもたった5分の作業。でも「あ、今日もやらなきゃ」と覚えておくストレスが積み上がる。
スケジューラーは、その「覚えておくストレス」をゼロにするツールです。
今回は、農家がすぐに使える3つの自動化レシピを紹介します。
まずは1つだけ試してみましょう。
この記事はAIエージェント時代の農業特集の第10回です。
第9回の「Desktopスケジューラー入門」で基本操作を体験した読者向けに、農家向けの実践レシピ3選をお届けします。次回(第11回)では、安定したレシピをCloudに移行する方法を解説します。
| 第9回(入門) | 第10回(今回)★ | 第11回(次回) | |
|---|---|---|---|
| やること | 天気レポートを自動化 | 農家向けレシピ3つを設定 | 安定したレシピをCloudに移行 |
| 読者の行動 | 「設定できた!」 | 「自分に合うレシピを1つ選んで設定」 | 「PCなしでも動くようになった!」 |
| ポイント | スケジューラーの初体験 | 「これ、使える!」を感じる | 完全自動の農園アシスタント |
📋 第9回のおさらい+今回の全体像
第9回では /schedule で「毎朝天気を教えて」という簡単なタスクを設定しました。今回はそれを少しだけ応用して、「天気だけ」ではなく「農園の役に立つ情報」をまとめてもらう。
今回紹介するレシピは3つ:
レシピ1:毎朝の出荷ブリーフィング
天気+相場+出荷アドバイスを毎朝お届け
レシピ2:補助金ウォッチ
毎週の補助金情報を自動検索+フィルタ
レシピ3:作業日誌リマインド
毎夕の日誌下書きを自動生成
3つすべて「ウェブ検索してレポートを作る」タイプ。このタイプは次回のCloudタスク(PCなしで動く)にもそのまま移行しやすいので、最初の練習に最適です。
🥬 レシピ1:毎朝の出荷ブリーフィング(設定5分)
Before 😩
毎朝15分のルーティン
朝起きてスマホで天気→相場サイト→出荷先にLINE…
After ✅
起きたら、もう出来ている
「今日の天気・相場・出荷のアドバイス」が1ファイルにまとまっている
設定の流れ
my-farm/ フォルダを接続(第9回で設定済みの方はそのまま)/schedule と入力して、以下のプロンプトをコピペ:1. 今日の天気予報(○○市)を検索
2. 主要野菜(トマト・きゅうり・なす)の市場相場を検索
3. 上の結果をもとに、「今日の出荷ブリーフィング」として my-farm/daily-brief/YYYYMMDD.md に出力
フォーマット:①天気 ②相場 ③出荷のアドバイス ④注意事項※「○○市」と「トマト・きゅうり・なす」の部分だけ、自分の農園に合わせて書き換えてください
✨ これだけ! 第9回で天気レポートを設定したのとまったく同じ操作。プロンプトの中身が少し具体的になっただけ。
- 「出荷先はどこですか?」などの情報をプロンプトに加えると、AIのアドバイスがより具体的に
- 毎日の出力を見ながら「ここを追加して」「ここはいらない」と少しずつ調整すれば、どんどん自分の農園専用に育つ
🔍 レシピ2:補助金ウォッチ(設定5分)
Before 😩
気づいたら締切が過ぎていた
補助金の情報を探すのが面倒で、後回しにしていた
After ✅
毎週月曜に届く
AIが「あなたの農園に関係ありそうな補助金」をまとめておいてくれる
設定の流れ
/schedule と入力1. 以下の農園情報を前提にしてください:
– 所在地:○○県○○市
– 品目:トマト・きゅうり・なす
– 経営規模:個人経営
2. 農林水産省・○○県の補助金・助成金情報を検索
3. うちの農園に関係ありそうな案件だけ抽出
4. 各案件の「概要・金額・締切・URL」を表形式で整理
5. my-farm/subsidy/YYYY-WXX.md に出力※農園情報の部分を自分の内容に書き換えてください
✨ プロンプトに「うちの情報」を書いておくだけで、AIが「うちに関係あるか」を判断してフィルタしてくれます。
📝 レシピ3:作業日誌のリマインド+下書き生成(設定10分)
Before 😩
疲れて帰って日誌を書く気力がない
「今日何やったっけ…」と思い出しながら書く
After ✅
下書きが出来ている
毎夕17時に下書き完成。「気づきメモ」だけ自分で埋めればOK
設定の流れ
/schedule と入力1. 今日の○○市の天気を検索
2. my-farm/daily-brief/ に今日のブリーフィングがあれば読む
3. my-farm/work-log/ の直近の日誌を参照
4. 「今日の作業日誌」の下書きを my-farm/work-log/YYYYMMDD.md に出力
フォーマット:
①天気
②作業内容(天気や過去のパターンから予想される作業を下書き)
③使用資材
④気づきメモ(←ここだけ空欄にしてください)
✨ ポイントは「全自動ではなく『下書きまで』」という設計。最後の「気づきメモ」だけ自分で埋めればOK。これが「壊れにくい自動化」の考え方です。
🌱 「育てる」ってどういうこと? ── 3回確認するだけ
設定が終わったら、あとは「育てる」フェーズ。やることはシンプルです:
毎回の出力を開いて、「これ、使えるな」と思えるか確認するだけ。
✅
「うまくいってる」サイン
- 3回連続で「これ、そのまま使える」と思えた
- 毎回同じフォーマットで出力されている
- 「手で直す」ことがなくなった
🛠️
「もう少し」のサイン
- 「ここ、ちょっと違うな」と思う部分がある → プロンプトを少し調整
- 雨の日や出荷がない日に変な出力 → 「出荷がない日は『今日は出荷予定なし』と表示して」と追加
💡 「育てる」といっても、特別な作業はいらない。 毎回の出力を見て、「良かった」か「少し直したい」かを感じるだけ。それを繰り返すうちに、AIが自分の農園専用に育っていきます。
☁️ 次回の「Cloud」って何? ── 「畑の自動灌水装置」と同じです
今回のレシピが安定して動き始めたら、次のステップがあります。それがCloudタスク。
🌱 今回のDesktopスケジューラーは、いわば家庭菜園のイメージです。自分の目が届く距離で、毎日水やりのタイミングを見ている状態です。
☁️ 一方で次回のCloudでのタスク設定は、自動灌水装置付きのハウスのイメージです。一度設定したら、自分が畑にいなくても水が出る状態です。
| 🖥️ 今回(Desktop) | ☁️ 次回(Cloud) | |
|---|---|---|
| PCの状態 | PCを開いておく必要あり | PCを閉じていてもOK |
| たとえるなら | 家庭菜園(目が届く距離) | 自動灌水ハウス(放置OK) |
| 良いところ | すぐに微調整できる | 出荷中でも旅行中でも動く |
| 注意点 | — | 安定してから移行するのが大事 |
今回うまくいったレシピは、次回そのままの感覚でCloudに移行できます。だからまずは今回、Desktopで「育てる」ことに集中しましょう。
❓ よくある質問
スケジューラーの料金は追加でかかる?
追加課金なし。Proプラン(月約3,000円)の枠内で利用可能。第5回の費用ガイドを参照してください。
第9回の天気レポートとレシピ1は何が違う?
天気だけでなく「相場」「出荷アドバイス」まで追加した応用版。第9回での経験があれば、ほぼ同じ操作で設定できます。
第2回のChatGPT Tasksとどう使い分ける?
Tasks=通知だけ。Coworkスケジューラー=ファイル作成+ウェブ検索+農園情報を踏まえた提案まで自動。「答えるAI」と「仕上げるAI」の違いです。
スマホだけでも使える?
現時点ではClaude Desktopアプリ(PC)が必要。スマホからは結果の確認のみ。ただし次回紹介するCloudタスクなら、設定後はPCを開く必要もなくなります。
✅ 5分アクション ── 今日やること
✅ まずは1つだけ試してみよう
レシピ1〜3の中から、「これが自動になったら助かる」と思うものを1つ選ぶ
プロンプトをコピペして、自分の農園情報だけ書き換える
/schedule で設定して、「Run now」でその場で実行!
来週までに3回分の出力を見る。「使える!」と思えたら、第11回のCloud移行の準備ができた証拠
まとめ
- 農家の「小さな定常作業」は、プロンプトを1つ設定するだけで自動化できる
- 「やらなきゃ」と覚えておくストレスをゼロにするのが、スケジューラーの本当の価値
- まずは1つだけ試す。毎回の出力を見て、少しずつ育てていく
- 3回連続で「使える!」と思えたら → 次回(第11回)でPCなしでも動くCloudに移行
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※ この記事はAIツール(ChatGPT・Claude等)を活用して作成し、編集部が内容を確認・編集しています。正確性には十分配慮していますが、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

