もうコードは不要!農家が知っておきたい「Vibe Coding」超入門

AI入門
中級

🤖 もうコードは不要!農家が知っておきたい「Vibe Coding」超入門

AIに「こんなの作って」と話しかけるだけの新しいアプリ開発

「パートさんの希釈計算、毎回口頭で教えるの大変だな…」
「出荷記録、手書きじゃなくてスマホで管理できたらいいのに…」
「でも、アプリ開発なんてプログラマーの仕事だし、自分には無理。」

…そう思っていませんか?

実は今、プログラミングの知識がゼロでも、AIに日本語で「こんなツール作って」と話しかけるだけで、ちゃんと動くアプリが作れる時代が来ています。

その方法が、「Vibe Coding(バイブ・コーディング)」 です。

この記事では、「Vibe Codingって何?」「なぜ農家にも関係があるの?」をできるだけ簡単にお伝えします。

💡
この記事でわかること
  • Vibe Codingとは何か(専門用語なし・3分で理解)
  • 農業現場ではどう使えるのか(具体イメージ)
  • 知っておきたいメリットと注意点
🌱

🌱 「Vibe Coding」ってなに?

Vibe(バイブ) は英語で「雰囲気」「ノリ」という意味。
Coding(コーディング) はプログラミングのこと。

つまりVibe Codingとは、「ノリでプログラミングする」 という意味です。

…と聞くと「適当にやるってこと?」と思うかもしれませんが、そうではありません。

AIに「こんな感じのものが欲しい」と自然な言葉で伝えるだけで、AIがコードを書いてくれる。 それがVibe Codingです。

📌
Vibe Codingの名付け親

この言葉は、2025年2月にAI研究者の Andrej Karpathy(アンドレイ・カルパシー) さんが名付けました。OpenAIの共同創設者で、元テスラのAI責任者でもある方です。

🌱

🚜 農業でたとえると?

Vibe Codingを農業で例えるなら、こんな感じです。

従来のプログラミング
🧑‍🌾
田んぼを一人で手植え
一株一株、自分の手で苗を植えていく。正確だけど、時間がかかる。
VS
Vibe Coding
🤖
田植え機に「30cm間隔で植えて」と指示する
細かい操作は機械が全部やってくれる。あなたの仕事は「どう植えたいか」を伝えること。

つまり、「作業する人」から「指示を出す人」に役割が変わる ということです。

従来のプログラミング Vibe Coding
あなたの仕事 コードを1行ずつ書く 「こんなの作って」とAIに伝える
必要なスキル プログラミング言語の知識 「何が欲しいか」を言葉にする力
AIの役割 ちょっとした補助 コードを全部書いてくれる
所要時間 数日〜数週間 数分〜数時間
🌱

🎯 農業現場では、どう使えるの?

Vibe Coding:困りごとを対話でカタチにする

「面白いのは分かったけど、自分に関係あるの?」

実は、農業現場こそVibe Codingの宝庫です。なぜなら、「ちょっと面倒なこと」がたくさんあるからです。

こんなツール、AIに「作って」と言うだけで形になります:

📐
農薬の希釈計算ツール
水の量と倍率を入れたら、必要量が出る
🌡️
積算温度の記録アプリ
毎日の気温を入力して、収穫時期を予測
📋
収穫チェックリスト
パートさんがスマホで入力できる記録シート
💰
肥料コスト計算
面積と肥料を選んだら、コストが出る
実績

実際に、プログラミング経験ゼロの方がVibe Codingで農薬希釈計算ツールを作ったところ、わずか3分で動くものが完成しました。
👉 詳しくは次回の記事で、実際に作る手順を紹介します。

🌱

✅ Vibe Codingの「いいところ」3つ

1
プログラミング知識がいらない

「こんなツールが欲しい」と日本語で伝えるだけ。英語もコードも不要です。

2
無料で始められる

GoogleのAI Studio(無料)など、お金をかけずに試せるツールがあります。

3
「80点のツール」がすぐ手に入る

完璧な製品は無理でも、自分の現場で使うぶんには十分なものが短時間でできます。パートさんへの説明ツール、自分用の計算シートなど、「自分専用の便利グッズ」を作る感覚です。

🌱

⚠️ 知っておきたい注意点

いいことばかりではありません。正直にお伝えします。

⚠️
「80点の壁」がある

Vibe Codingで作れるのは、あくまで「80点のプロトタイプ」。一般公開するレベルの完璧なアプリにするには、まだ専門知識が必要な場面があります。

🚨
AIの回答を鵜呑みにしない

AIが作ったツールの計算結果や表示は、必ず自分の目で確認してください。特に農薬の使用判断など、安全に関わる部分はAI任せにしないでください。

🔒
個人情報に注意

AIサービスにデータを入力する際は、個人情報や取引先の機密情報を含まないように注意しましょう。

🌱

✅ 今日から試せる!5分アクション

👇 まだツールは作らなくてOK。まずはこれだけやってみましょう。

  1. 自分の農作業の中で 「ちょっと面倒だな」と感じること を1つ思い浮かべる
  2. それを 「〇〇を入力したら、△△が分かるツールがあれば便利」 という形に言い換えてみる
  3. メモに書き留めておく

これがVibe Codingの「最初の一歩」です。
次回の記事では、そのメモをAIに渡して、実際にツールを作る方法をお伝えします。

🌱

まとめ

  • Vibe Coding = AIに自然な言葉で指示するだけで、アプリが作れる新しい方法
  • プログラミングの知識は 不要。必要なのは「何が欲しいか」を伝える力
  • 農業現場の 「ちょっとした面倒」を解決するツール を自分で作れる時代
  • 完璧を目指さなくていい。「自分用の便利グッズ」感覚でOK
  • まずは「現場で面倒なこと」を1つ言語化するところから

📢
次回予告
「実際にVibe Codingでツールを作ってみよう」編

Google AI Studioを使って、農薬希釈計算ツールと積算温度アプリを作ります。
プログラミング経験ゼロでも大丈夫。スクリーンショット付きでお届けします!

🌱

💬読者の声をお聞かせください

この記事に関するご質問・ご感想をお待ちしています。




この記事は農家の皆さんのAI活用を応援するために作成しました。
ご質問やご感想があれば、ぜひお寄せください。

© 2026 農業AI通信 / Metagri研究所

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人