「AI」との出会い ― 素人がAIクリエイターになった100日間
〜 「面白そう」から始まったAI活用が、AIクリエイターへの道を開いた 〜
愛知県西尾市できゅうり栽培を営む羽佐田農園の羽佐田裕紀(はさだゆうき)さん、通称ハッシーさん。2023年1月より、当時話題になっていたChatGPTとMidjourneyを「面白そうだから」と触り始めたことが、農業とSNS発信を大きく変えるきっかけになりました。

農園の様子
今回から全3回にわたり、ハッシーさんがどのようにAIを農業経営とSNS運用に取り入れているのかをお伝えします。
第1回は、AI活用を始めたきっかけと、発信力を劇的に変えた転機についてお聞きしました。
今回のテーマ
🎨 素人がAIデザイナーになった100日間
「面白そう」という好奇心から始まったAI活用。100日間の挑戦で見つけた「勝ちパターン」とは?
羽佐田農園
💡 「面白そうだから」が最初の一歩
2023年初頭、世間でAIが話題になり始めた頃。ハッシーさんはシンプルな好奇心からAIの世界に飛び込みました。

ハッシー
2023年1月ごろ、ChatGPTとMidjourneyが話題になっていて、「面白そうだから」という理由で触り始めました。周りの農家でAIを使っている人はほとんどいませんでしたが、「やったことがないこと」を強みに変えようと思いました。
📅
周囲の農家でAIを使っている人はほとんどいなかった時代。ハッシーさんは「やったことがないこと」を強みに変え、新しい表現に挑戦していきました。
🎨 イラスト未経験から「プロ級のデザイン」ができた衝撃
画像生成AIとの出会いは、ハッシーさんにとって大きな衝撃でした。

ハッシー
衝撃でしたね。イラストの経験がまったくないのに、Midjourneyを使ったらプロ級のデザインができてしまった。これなら自分の農園のキャラクターやロゴも作れるんじゃないかと思って、そこからのめり込んでいきました。
イラスト経験ゼロでも、AIを使えばプロ級のデザインが可能に。これが農家のブランディングを変える第一歩となりました。
🔥 「100日きゅうり」で見つけたAI活用の勝ちパターン
「100日後に農園のマスコットになるAIアート 🥒」
100日間毎日X(旧Twitter)できゅうりのキャラクターを投稿し続け、いいね数が最も多かったキャラクターを農園のマスコットに採用するという企画。この明確なゴール設定が、継続のモチベーションになりました。


ハッシー
AIで画像を作ることが楽しくなってきて、「毎日続けたら何か変わるんじゃないか」と思ったんです。「100日後に農園のマスコットになる」という明確なゴール設定が、続けるモチベーションになりました。
🎯 100日チャレンジの勝ちパターン
毎日Midjourneyできゅうりキャラクターを生成
X(旧Twitter)に毎日投稿
フォロワーの反応を分析(いいね数など)
最も人気のキャラクターをマスコットに採用
💡
- 明確なゴール設定: 「100日後にマスコットを決める」
- 継続のルール化: 毎日1投稿
- フォロワー参加型: いいね数で決定権を渡す
💡 「擬人化」はChatGPTのアイデアだった
100日チャレンジの転機となったのは、ChatGPTとの対話から生まれた「擬人化」というアイデアでした。

ハッシー
「擬人化」というアイデア自体はChatGPTから出てきたんです。「きゅうりのキャラクターを作りたい」と相談したら、「擬人化してみては?」と提案されました。
でも、そこから「じゃあイケメンにしよう」というのは自分で思いつきました。当時、AI美女がすごく流行っていたんですが、イケメンのアカウントはほとんどなかった。「逆張りしたら面白いんじゃないか」と。

🎯
ChatGPTのアイデア × 自分のひらめき × 市場の空白 = 差別化
📝 Vol.1 まとめ
今回のポイント
- AI活用のきっかけは「面白そうだから」というシンプルな好奇心
- イラスト未経験でもMidjourneyでプロ級デザインが可能に
- 「やったことがないこと」を強みに変える発想
- 100日チャレンジで継続力とフォロワー巻き込み力を実証
- 明確なゴール設定が継続のモチベーションに
- Vol.1
「AI」との出会い ― 素人がAIクリエイターになった100日間
今回 - Vol.2
地域を動かす「発信力」
近日公開 - Vol.3
農業経営を変えるAI実践術
近日公開
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